SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第18号−
 春・夏・秋・冬
植 物 学 校in甫喜
9月23日に秋の部が開かれました。今回の植物学校で、はじめてお天気に恵まれた一日でした。しかし、9月の終わりだというのに、まだまだ残暑きびしい日でした。そんな中で15人の参加があり、にぎやかに行われました。又秋の部は、”秋の草花”を沢山観察することができ、野菊の見分け方にみなさん四苦八苦していましたが、とても有意義に過ごせたと思います。
ツリガネニンジン(釣り鐘人参)
紫色のかわいい釣り鐘のような花をつけます。
「キキョウ科」で、日本全土の日当たりのよい山野・丘陵に生える多年草です。
ノアズキ(野小豆)
別名:ヒメクズ
日当たりの良い野山に生える。
花の中央部の竜骨弁がクルリとねじれているのが特徴
ヨメナ
ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科の多年草
分布:北海道の草地、本州〜九州の山野
生薬の一つで、植物名は「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味する。
花の色は紅紫色は西日本に多く、白紫色は東日本に多く見られます。夏に開花し秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた様が神輿のように見える事から、ミコシグサとも呼ばれています。この植物学校の時に、ゲンノショウコが沢山咲いていて、とても愛らしい感じでした。
甫喜に一輪だけあった白紫色のゲンノショウコ
クルマバナ(山車花)
菊の野生種というものはなく、キクに似た花を咲かせるものを野菊という名で呼ばれているようです。野菊の中には、ノコンギクやヨメナ等沢山の種類があり、見分け方もとても複雑で難しいです。今回の植物学校でも沢山見かけましたが、全部ヨメナでノコンギクなどは見つけられませんでした。野菊は奥がスゴ−ク深いです。
花が車座に輪生して咲くので、この名が有るようです。山野の日当たりのよい草地に生えます。
分布:北海道、本州、四国、九州
花期:8〜9月
秋の部も、盛り沢山の内容じゃった
ウッディ-教授