SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第18号−
 春・夏・秋・冬
植 物 学 校in甫喜
植物学校2回目は夏の部です。
またまた、雨になった植物学校でしたが参加者全員元気に夏山を散策し、沢山の植物観察が出来ました。中でもイスノキの”虫こぶ”で思わぬ盛り上がりを見せた夏の部でした。
6月24日、雨の中開催された植物学校の様子です。
植物学校夏の部が開催された時期、山の中で一番目に付いたのが、空木の白い花でした。そこで、授業の始まりはウツギという名前の付く植物について教えて頂きました。あまり沢山ありすぎて、一度には覚えきれないほどでした。年令で樹木の区別はむつかしいので、色や形、雰囲気を読みとる力が必要ということでした。
とにかく”見ること”、”観察すること”に尽きるというお話でした。樹木は奥深いですね。
木や花の名前を覚えるのは、本当に難しいです。
海沿いの山地に生える。公害に強いということで、公園や高速道路の分離帯にも植えられる。
紫黒色の果実をつけるが、これがネズミの糞に似ていることから名前がついた。
ネズミモチ
雨にもマケズ、植物の説明に熱心に聞き入る参加者達でした。
少々の雨は平気です。
上の方に、まだ少しウツギの花が咲いていますね
別名 タマツバキ
分布 本州・四国・九州・沖縄
花期 6〜7月
結実期 11月
オカトラノオ
ヤブマオ−
花の穂をトラの尾に見立てて、丘に生えることから、この名前つきました。
トラのしっぽがユラユラした様を思い浮かべると愉快ですね
原産地:日本
分  布:北海道から九州 日本各地で見られる
山野に生息し、道端で普通に生える。
藪のふちに生えることから、この名前がつけられました。
ここに紹介した以外にも、山あじさい・ガクアジサイ等あじさいの種類を沢山みました。ひとくちにあじさいと言っても、ガクアジサイからたくさん枝分かれしていったというお話を聞きながら、改めて、植物観察のおもしろさを感じた事でした。
虫コブ
一番盛り上がったイスノキの虫コブ
虫コブは、虫が寄生して卵を産みつけ、植物の細胞が異常成長し、こぶ状に発育したものだそうです。
又、虫の種類で虫コブの形は違うそうです。今回見たのは、イスノキの虫コブで、虫が穴を開けて出て行った後は、笛に出来るということです。おもしろいですね。
(この虫コブの中は、アブラムシのようですが、あまり想像したくありません・・・・・)