SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第19号
今年の1月から3月にかけて行われたイベント及びボランティア
活動について少しご紹介します。
1月19日に甫喜ケ峰森林公園でミニ炭焼き体験が行われました。今回は以前あった炭窯の老朽化に伴い、新たにドラムカンの炭窯を作ったのですが、そのドラムカンで焼いた竹炭の窯出しに併せてお花炭も作ろうということで企画されました。
炭窯作りの経緯を説明するスタッフ
お花炭の作り方
1.ペ−ル缶(芋けんぴのカンカンが最適)に木の実や花・木の枝などをお好みで詰めます(生ものは水分があるので、アルミ箔でくるむか、別にしましょう)
2.材料を詰めたら、蓋をして蓋に孔を5箇所程度開け(蒸気抜き)、針金で缶を縛ります。
3.火にかけます。白い煙が出で、青から透明に変わったら出来上がりです(この日はだいたい25分くらいで出来ました)。
4.火からおろして蓋に開けた孔に釘などで栓をして冷まします。
5.缶が冷めたら、蓋を開けて慎重に取り出します。
今回使用した材料
マツボックリ、水仙、サザンカ、ドングリ、椿の実等多数
持参されたサボテンや木の実など思い思いに入れていました
サボテンの出来上がりにみなさん興味津々でした
火にかけます。白い煙が出で青から透明になったら出来上がりです。
お花炭が出来る迄に竹炭の取り出しを行いました。
お花炭が出来るまでにチョットお楽しみ!
お花炭が完成するまでの間に焼き芋も一緒に作りました。20分ぐらいで出来るので、丁度の時間でした。
ぬらした新聞紙にお芋をくるんでアルミ箔で包みます
炭の上に並べて焼けるのを待つこと20分あまり
完成!あまくておいしい焼き芋が出来上がりました
6〜7時間くらいかかるので、前日に焼いておいた竹炭をみんなで取り出しました。
ドラムカンで作った炭窯と竹炭
取り出した竹炭
竹炭はバ−ベキュには向きませんが(なんぼあっても足らん?)、脱臭効果や防虫・防カビの効果などもあります。竹炭は木炭の10倍も孔があり、この孔が空気中の有害物質や悪臭のもとになるものなどを吸着して、きれいな空気を出しているそうです。
甫喜では作っていませんが、竹酢液には殺菌効果があるそうです。
又出来たばかりの竹炭は一度洗ってから使うと、黒く着きません。インテリアとして又、トイレの脱臭剤として使ってみてはいかがでしょうか?
なかなかよう出来
本格的にやってみたいものです
いよいよ、お花炭の完成です。缶が冷めたものから開けてみました。みんさん上手に焼けていましたが、残念かな期待していたサボテンは水分が多くて、時間不足でした。
「何かたいこまんみたいやね−」と持参した方が笑っていました。次回はうまく出来るといいですね。
お花炭は自宅のガスコンロでも出来るそうです。一度試してみては?でも、くれぐれも火の元にはご用心!
アルミ箔の色が青く付いたものがありましたが、それは日が経つと消えますのでご安心下さい。(青が綺麗やに)という声もありましたが・・・・・
竹の足つき器に入れてみました。この器は甫喜のスタッフが作ってくれたものです。