SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第15号
夏休みを目前に控えた野市小学校の生徒さんが自給自足の体験をしようと甫喜ケ峰森林公園にやってきました。
体験するのは、「うどん」・「バ-ムク-ヘン」・「野草のてんぷら」・「竹めし」の4種類を作る事です。材料をこねたり、集めたりすることからはじめて、完成させるまで全て自分たちで体験しながら、自給自足について考えようというものでした。
4班に分かれて、それぞれ懸命に作業していた様子をお伝えします。
うどん作り
小麦粉をこねる→足で踏む→ねかす→切る→茹でる→完成
「すごく、やわらかくて気持ちがいいね」
踏めば踏むほど、こしが出る
切るのがみんな上手でした
完成!うまく出来たね
*男の子も女の子も、なかなかの腕前でビックリしました。事前に練習していたスタッフが作ったおうどんより、ずっと出来がよかったです。
3分で出来るおうどんよりも、時間はかかったけど、楽しかったと言ってたよ。たまにはお家でも、作ってみてね。
うどん作り
一番時間がかかると心配されていた「うどん作り」が以外と一番早くできたぞ、皆の手際の良さにビックリ!
竹を焼いて油をだす→ホットケ-キミックスを塗る→焼く→ホットケ-キミックスを重ねる→繰り返す→完成
完成!きれいな層がみえるかな
熱くて大変!
結構作業が単調で飽きるかも!
塗るのが、難しいね
何度も重ね塗りをしないといけないので、疲れた、疲れたと言いながらも、こんなに上手に完成させました。お疲れさま!
うどん作り
この日甫喜ケ峰で採ってきた野草をてんぷらにしました
たけのこ、ヨモギ、ぜんまい、ウドの葉っぱ等々
「食べられる野草」と「食べられない野草」の話をききながら、みんなで採ってきました。

「竹の子、超にがいで−」
飾り付けも、とても上手!
うどん作り
今では、すっかり定番となった竹飯作り、「この間も作ったよ」と子供たちは手慣れたものでした
「おいしい」と大評判の竹飯でした。
盛りつけもバッチリ!
「最初から最後まで自分達で作るという事が出来たし、前よりずっと進歩がみられて、とてもよかった」と先生方も喜んでいました。途中で「最後までやらんと食べれんぞね」の先生方の声に押されて、皆それぞれ責任をもってやっていましたよ。食べるものが簡単に手に入る世の中ですが、手間暇かけて作る事を体験して楽しかったようです。大人になってもずっと経験した事を覚えていてくれるといいですね。
お昼は、各班が作ったものを皆で試食です。どれも「おいしい」と大好評でした。
「一人一つぞね」と注意されていた子もいましたね。よっぽと、おいしかったのでしょう。
今年も夏休みに沢山のイベントが行われました。その中から幾つかご紹介します。(夏休み前の行事も併せてお伝えします)