SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第14号
暑かったり寒かったりと寒暖の差がはげしいまま桜の季節を迎え、今はもう新緑の季節となっています。
そんな中で甫喜ケ峰森林公園では、春の催しがスタ−トしました。
まず最初に4月14日に”自然の恵みをいただこう”というイベントがありましたので、ご紹介します。
このイベントは、昨年に引き続き行われたもので、春は命の芽吹く季節ですが、そのお裾分けを頂いて、元気を自然から頂こうという意味をこめて、甫喜の自然のなかでの山菜採りと山菜のお食事をいただきました。

又、4月28日に行われた森林保全活動も掲載していますので、ご覧下さい。
12時間目は”旬”について
日本人は昔から食べ物の「旬」を大切にしてきたものじゃ!「旬」の食べ物には、収穫される季節に応じて、その季節の体に合わせた、うれしい効用があるといわれておる。
最近は、科学の進歩で旬がいつなのかわからなくなってきておるが、その中で山菜は、まだまだ旬を感じられるうれしいものじゃと思う。
旬のものを頂くということは、その季節・季節の命を頂くと言う事でもあり、元気の源をお裾分けして頂くと言う事でもある。じゃから、自然の恵みに感謝して頂く事が大事なんじゃ。
旬のものを頂いて、季節を感じるということが、とても大事な事だとわしは思うぞ。
 山菜 色々
地元の白川さんから、山菜についてお話を伺いました
”ハナイカダ”の新芽も食べられると聞いてビックリ!
今回はイベントという事で、特別に甫喜ケ峰の山菜を採らせて頂きました
セリやギボウシなど山菜の宝庫や−
採ってきた山菜をみんなでお料理して食べようと、天ぷらにしたり、和え物にしたりと「ワイワイがやがや」
参加者全員で楽しく、春の恵みをいただきました。
山菜のお料理方法を聞く参加者達
自分で採ってきた山菜の天ぷらに挑戦!
去年「夏の植物学校」で見た花筏が食べれるがやと
実の付いた花筏
タンポポの花も食べられますよ
タラ
ハナイカダ
フキノトウ
山カンゾウ
イタドリ
天ぷらにすると美味しいです。
新芽をちぎって天ぷらにどうぞ
ごま和えにすると美味しいです。
ごま油で軽く炒めて、ダシとしょうゆで味付けが絶品!シャキシャキして美味しいです
茎のところを、きんぴらにすると結構いいらしいです。
山菜料理の達人、岡林さんと永田さん
竹の子のごま和えも自前のお付け物もすごく美味しかったです。「ごちそうさまでした」
案内してくださった小松さん、お料理名人でもあります
オス、メスがあるが−?
紹介した以外にも、まだまだ沢山の山菜があります。セリや・ミツバ・ゼンマイ・ワラビ・ツクシ・ギボウシなど数えたらきりがないくらいあります。
山菜採りで、自然の豊かな恵みに感謝し、春になったな−という一日でした。
(*山菜を採る時は根っこから採らずに、必要な分だけ採りましょう。)