SANちゃん・RINちゃん新聞                    −第12号
植 物 学 校in甫喜
 春・夏・秋・冬
シダ
秋のテ−マは”シダ”でした。少々難解かなと思って参加しましたが、観察してみるとなかなかおもしろい植物でした。どれも同じようにみえるシダに沢山の種類がある事に驚き、分類の仕方の難しさに四苦八苦しましたが、押し花の作り方も教えて頂いて有意義な一日でした。
シダの標本作り
ソ−ラス
胞子のう群(ほうしのうぐん)シダの葉の裏側に付く。胞子を作る袋の様なものの集まり。その並び方は、シダの分類をする時の大切なポイントになる。
”ソ−ラス”て何じゃろう?
「リョウメンシダ」
どれも同じに見えて、とても難しかったけど、名前を覚えるのは楽しいね
熱心に説明を聞く参加者達
採取したシダに名札を付けました。分類難しかった!
標本作り:新聞紙に入る大きさに折り畳みます。
「ヤマイタチシダ」
「オオバイノモトソウ」のソ−ラス
ソ−ラスのない「オオバイノモトソウ」
ソ−ラス
「キジノウシダ」
彼岸花、曼珠沙華といろんな名前がありますが、土佐ではこの花を「シ−レ−」と言います。彼岸の頃に咲くからでしょうか
華やかな色なのに、少々もの悲しい感じのする花です。
彼岸花
このシダは表と裏の区別が付きません
「ヤマイタチシダ」
シダを観察する途中に、「ゲンノショウコウ」や「アキノタムラソウ」等が咲いてたよ。
参加した人は「シダは難しいね−」と話しながら歩いてたけど、すごく熱心に観察して、標本作りも頑張ってやっていたよ。シダは栽培が簡単だし、寄せ植えなどにすると、とても綺麗だって先生がお話していました。

なかなか、シダは奥が深いな−
ちょっと光沢のあるシダでした
後で手を必ず洗わないかんよ!