SANちゃん・RINちゃん新聞
            −第12号
植 物 学 校in甫喜
 春・夏・秋・冬
夏の植物
「ノアザミ」−野薊−
本州、九州、四国に分布し花の大きさは4〜5cm程度
多年草、キク科に属し、山野の草地や道ばたに普通に生える
花が葉の表側のほぼ中央に咲くめずらしい樹木です
花が終わると秋に黒くて丸い実が葉の上に出来ます
花期は晩春〜初夏、別名ママッコ、ヨメノナミダ
「ハナイカダ」−花筏−
夏のテ−マは”夏の植物”でした。キャンプ場にある「アオイ」・「カツラ」「リョウブ」といった樹木の説明を受けて水源の森へと入って行きました。
森の入り口にはウツギやハナイカダがあり、コバンの木という楽しい名前の樹木をみたり、アザミ・ツユクサというおなじみの花にあったりと楽しい道程で、あっというまに時間が経っていました。
アオギリの木の前で説明する鴻上先生
どうして、小判の木と言うがやろう?
「ドクダミ」
葉っぱの上にちょこんと乗った実がかわいいです
ドクダミ科、林などの湿った半日陰地に自生する宿根草で、特有の匂いがあるが、風邪や便秘の治療、傷やおできにも効くというまさに万能薬です。別名:十薬
トウダイグサ科、山の中や川沿いにはえる落葉小低木。葉っぱは、小判の様な丸い形をしていることから、この名前が付けられた。
「トサミズキ」−土佐水木−
マンサク科、高知県原産の花木、早春に薄い黄色のかわいい花を咲かせる。
「ヤマボウシ」−山法師−
「ウツギ」−空木−
アジサイ科、別名ウノハナ、茎が中空のため空木と呼ばれる。5-6月に白い花を咲かせる。
ミズキ科、落葉高木。開花時期は5-6月、秋に熟す赤い実は食べられる。
マメ科、名前の由来は夕方になると葉を閉じてしまう様子から付けられている。
初夏に咲く淡い紅色で、フワフワしたボンボンの様な花です。一日でしぼんでしまいますが、次々に花をつけます
「ネムノキ」−合歓木−
「ネムノキの花」
「コバンノキ」
「ホタルブクロ」−蛍袋
山の中は結構すずしかったよ
キキョウ科、6〜7月に花が咲きます。ホタルの飛ぶ時期に咲いて、花の中にホタルを入れて楽しんだとされることから、この名前があるようです。
独特の匂いがあるけど、沢山咲くと、とてもきれいだよ。
2回目の植物学校は、甫喜が峰の「水源の森の中」でした。暑い夏だったけど、山の中は、涼しくて、山歩きは楽しかったです。”小判の木の葉っぱを持っているとお金持ちになるかもしれないよ”なんて、先生と冗談をいいながら、沢山の植物の名前を教えて頂きました。