当協会が森林や治山・林道施設の役割を知ってもらおうと毎年11月に行っているバスツア−は、今年で25回目となりました。
今年は11月3日(日)に『第25回・治山・林道・体験ツアー』と題して行いました。
今回は、梼原町で治山・林道を視察し、昼食を津野町の天狗高原でとり、再び梼原町に帰って、雲の上の図書館を見学するコースです。
※説明資料より抜粋
11年経ったこの場所は、ダムの周りの桜も大きくなり、植栽も機能していました。
治山下折渡への入口付近で須崎林業事務所の植野課長から挨拶がありました。
現地に到着後、高知県須崎林業事務所の内塚チーフより被災時の状況について説明があり施工方法についても、順番に写真を見ながら丁寧な説明がありました。下折渡は、台風被害で土砂が堆積し、早期対応が望まれている箇所であったことや、上流から土砂が流れてこないように治山ダムと渓流保護のための流路工の工事を行ったこと、治山ダムの役割についての話を参加者の方々は熱心に聞いて、普段入る事のない場所とあって、「工事にかかった日数はどれくらいですか」等質問をいくつかしていました。又子どもの参加者も数名あったため、工事に使用した機械について、写真入りの資料で分かりやすく説明がありました。
昼食は、天狗高原の星ふるビィレッジTENGUでした。
昼食は好評で、「魚の骨も全部食べました、とても美味しいです」と食事を楽しんでいました。

ツアーの最後は、梼原町にある「雲の上の図書館」です♪
雲の上の図書館では、木稲(このみ)さんから、図書館の概要説明を受けた後全員で館内を見学させていただきました。
雲の上の図書館は、建築家 隈研吾氏による設計で、「学びの場」「憩いの場」「文化継承・想像・発信の場」の創出を目的として整備され、人・本・文化の架け橋となるような『わくわくする図書館』を目指しました(梼原町パンフレット 隈研吾 建築物概要から抜粋)
図書館を見学した後、集合写真を撮り帰路に着きました。
帰りの道中でもじゃんけん大会をしながら、道の駅での休憩を挟んで午後5時ごろ、高知駅に到着し解散となりました。

閉会式は、帰りのバスの中で行いました。当協会常務の永野から、「今回のツアーで治山・林道を少しは身近に感じていただけたのではないでしょうか。森林の事を少しでも理解して頂けたらうれしいです」と挨拶をしました。

下折渡現場説明
内塚チーフによる説明
※説明資料より抜粋
ぽかぽか陽気で、子ども達は、ドングリを夢中で拾って楽しんでいました♪
開会式では、当協会の副会長二宮から「現場施設で治山や林道工事の必要性や森林の役割等を知って頂き、日帰りツアーではありますが、自然を満喫し皆様がケガなく楽しんでいただける事を願っています」と挨拶し、高知駅を出発しました。
林道檮原・東津野線起点での説明

このツア−は、来年も続ける予定ですので、参加頂ければうれしいです。
来年又お会いしましょう!!

木稲さんによる説明
アメゴの塩焼き御膳
参加者へのプレゼント
じゃんけんの景品
バスの中では、参加者の方とじゃんけん大会を行い、途中道の駅かわうそでの休憩を取りながら、和気あいあいとした中、進み、まずは治山下折渡の現場を見ていただきました。
当日は、前日までの荒天とは打って変わった晴天で、スタッフ全員ホッとした事でした。
今年も応募を沢山頂き、その中から抽選で選ばれた22名の方全員が朝早くから参加
して下さいました。高知駅バスターミナルに8時に集合、受付後、開会式を行いました。
天狗高原
昼食後は、天狗高原を散策しました。
天狗高原到着
”皆さま、お疲れ様でした。気を付けてお帰り下さい”
治山現場の後は林道梼原・東津野線の視察をして頂きました。治山に引き続き説明は須崎林業事務所の内塚チーフが行いました。
この林道は、延長2kmで幅員7mの全線2車線の幹線林道です。
林業生産基幹道路としてはもちろん、生活道路として利用でき、又畜産物流通、天狗高原へのアクセス道などに役立っています。
※説明資料より抜粋
あいさつする二宮副会長