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トピックス

SANちゃん・RINちゃん新聞 ー49号ー

春から新緑の季節を迎えました。
春先に当協会で行ったイベントを2つ紹介します。

竹間伐-森林ボランティア活動-

毎年、恒例となった県立障害者スポ-ツセンタ-での竹間伐を4月22日に行いました。

今年も、竹が伸び放題で中々やりがいのある風情になっていました。雨も適度に降ったせいでしょうか?タケノコもそこら中に生えていました。(『雨後のタケノコ』とは、よく言ったものです)
 今年は、新人の隊員2名を加えた総勢19名で行いました。大勢で頑張って作業したので、体育館の裏山もみるみるきれいさっぱりとなりました。

 

この日は曇りで、作業するのには、あまり暑くなくちょうどの天気でしたが、笹に悪戦苦闘しながらの作業となりました。
                        


「竹を倒すぞ-」声かけをして
作業しました。

切った竹の後始末も忘れません!
短く切って通路の脇に始末しました。

女子隊員は、主に、伸びすぎたタケノコを倒したり竹を切ったりの作業をしました。又施設の方のご好意でタケノコも掘らせて頂きました。沢山あったので、汗をかきかき掘りました。

ちょっと一休み♪

途中、休憩を挟んで作業を午前中行いました。


以下は、作業後の風景です。

山への上がり口と、テニスコ-ト周辺です。



全員集合です。
「お疲れ様でした」ちなみに女子隊員は、お弁当の買い出しで映っていません。

今年は、この竹間伐を皮切りに7月には、甫喜ヶ峰森林公園での清掃作業等を行います。

植物観察会・春

今年も甫喜ケ峰森林公園で行われている植物観察会がスタ-トしました。まずは、4月の春の部をお伝えします。

 
講師は、長年牧野植物園にお勤めされた鴻上先生です
鴻上先生は、毎年講師をして下さり、分かり易い説明で人気の先生です。
観察会は、最初に春の植物について学習館でお話があり、スライドを使って、スミレなどについて、説明して下さいました。
 

観察会当日は、数日来の暖かさとは打って変わって、又冬に逆戻りしたような寒い日となり、季節外れ?のみぞれから雪まで降るという日でした。この日のスタッフの口癖は「毎年こんな事はないんですよ。」でした。だいたい観察会は良いお天気が多かったんですが。今年は気まぐれな天気となりました。


学習館~花木の森へ散策

ル-ペでスミレを観察

ヒメスミレ

「先生、これは何ですか?」
質問しながら散策できるのが魅力です

コブシの花が満開でした


学習館を出た時は、お天気も良く、スミレをル-ペで観察したり、それぞれのスミレの違いを観察したりしながら、のんびり花木の森へ向かいました。途中スミレ以外の植物についても、先生の丁寧な説明を聞き、楽しく質問しながら歩きました。

観察会で出会った植物

サギゴケ


セントウソウ

ショウジョウバカマ
スミレ


スミレの違いを見分けるのは中々にむつかしいです。大きくは、地上茎のあるスミレとないスミレに分かれるようです。地上茎のあるスミレには、タチツボスミレやツボスミレがあります。地上茎のないスミレはアリアケスミレやスミレ(名前が唯のスミレです)やシハイスミレがあります。スミレの図鑑片手に甫喜ヶ峰の園内を散策してみるも楽しいのではないでしょうか?


 夏の観察会は6月29日に行います。新緑を楽しみながら園内を歩いてみませんか。

 観察会で出会った植物  

 タチツボスミレ
スズメノヤリ 
 
キランソウ