SANちゃん・RINちゃん新聞                    −42号−

もうすぐクリスマスです。県立甫喜ケ峰森林公園では、12月8日に「冬の森の散策とマツボックリで作るクツリマスツリ−」作りが行われました。
指導して下さったのは、「なんの木会」のみなさんです。

「これは。何だろう?」
気をつけて歩くと、何かしら発見が有ります。

自然の物で作れて楽しかったです。

こんな形にしたのは、誰でしょうか?

思い思いにツリ−に飾りを付けていました。

小さい家の屋根に桧の皮を使ったり、綿をのせたりしました。

「なんの木会」の常石さんが動物がマツボックリの中にある種を食べた後の形がエビフライに似ている事とか、クリスマスツリ−に使うモミの木にも種類があること等を楽しく説明して下さいました。

緑色のスプレ−をかけたマツボックリです。地面に生えているみたいで、ちょっとかわいい感じでした。
スブレ−やボンドが乾く迄に参加者全員で冬の森の散策に出かけました。この日は少し寒かったのですが、お天気はまずまずだったので、元気に散策に出かけました。
散策をしながら、森の中の樹木や植物について、常石さんに説明を受けながら歩きました。
散策の途中でマツボックリの飾りにする落ち葉などを少しだけ拾いました。(今回はイベントで落ち葉や木の実を拾いましたが、通常は園内での採取は禁止されています)

クリスマスツリ−の作り方を教えてくださったのは、横田さんです。
大きなマツボックリを使ってクリスマスツリ−を作りました。
まず最初にマツボックリに竹串を刺します。これは色を塗るときに塗りやすくするためです。
次にツリ−の横におく家を作ります。丸と三角の間伐材を用意して下さっていたので、その中から気に入った物を選んでボンドでくっつけました。

「この松の葉は、触ると痛いよ」
参加者も少し触ってみました、本当に痛かったです。
こんな事もおもしろおかしく、教わりました。

出来上がった作品を持って今日の感想を発表してもらいました。

リス!

自然にあるものを使って、少し工夫するだけで、こんなに素敵なクリスマスツリ−が出来上がりました。
みなさんも身近なもので作ってみませんか?楽しいですよ♪

     
     
     

学習館の裏から花木の森に向かう所では、秋の名残の落ち葉が、まだまだ綺麗でした。

散策が終わりに近づいた頃、少し時雨れて寒くなりましたが、学習館に戻ってきたら横田さんお手製の「豚汁」が出来ていて、冷えた体も温かくなりました。