SANちゃん・RINちゃん新聞                    −38号−
お腹の赤いイモリは、絶滅危惧種になっているそうです。

夏の植物観察会が7月8日に行われました。
夏のテ−マは「あじさい」です。当日は、梅雨の晴れ間で、風が吹いて気持ちのいい観察会になりました。

講師は、おなじみの
鴻上先生です。 
この日の観察会は、アジサイについて、お聞きした後で、夏の植物を観察しながら、展望台へ向かって歩きました。
クマンバチが花の外から針を刺していました。花の中に入らないので、受粉しないそうです

学習館の裏山を展望台に向かう山道

オオバギボウシ

ル−ペで中を覗いてみよう!

甫喜ケ峰森林公園では、あじさいを始めネジリバナやウツボグサ、オオバギボウシ、キキョウなどの草花が咲いていました。

観察会が終わりに近づいたとき、ムシコブを発見!

ウツボグサ

夏の植物を勉強しながらハイキング気分で展望台を目指しました。この日は気持ちのいい風が吹く中を歩いてみどりのトンネルを抜け、池の生物を見つけ、木や草花の名前を覚えと、甫喜け峰の自然を満喫しました。

次回は9月30日に秋の観察会を行いますので、ぜひ、ご参加下さい。
お待ちしています。

ムシコブを割って中を見てみました。ダニのような小さい虫が動いていました。虫こぶから外に出るときに、一つだけ大きな穴を開けて出るので、その穴を吹くと笛になるそうです。

市内のアジサイは、だいたい終わっていましたが、甫喜ケ峰森林公園では、まだまだ十分観察会の鑑賞に堪えるぐらいに咲いていました。

アジサイは、日本固有のものです。一般的に手まり型のものをアジサイといいますが、元々自生していた形は、額ぶち咲きのガクアジサイです。海岸付近に見られるガクアジサイは、葉につやがあり、厚ぼったい形状をしています。主に山野に自生し、葉につやがないものは、ヤマアジサイとよばれています。

この日唯一の小学生参加者です。一番元気でした。

展望台からの景色!「絶景かな絶景かな」

イモリ発見!池の中に結構いました。

そういえば、近頃近所でイモリを見かけなくなりました。昔は沢山いたのに!

キキョウ

残念だけど甫喜ケ峰にヤマアジサイは、ないんだよ