治山現場を見学した後は、終日甫喜ケ峰森林公園内でのイベントを楽しみました。
まず、甫喜ケ峰森林公園の黒津主任より、開園当時から現在までの概略説明を行いました。
甫喜ケ峰森林公園黒津主任の説明
災害の起きた朝は、朝5時から7時の間に95mm以上の雨が降ったこと、山崩れにより消防団員が被害に遭ったこと、激しい雨で災害が拡大していったこと等を参加者に資料を見てもらいながら、内塚チ-フが説明をしました。
そして、治山工事で復旧作業を行った経過等の説明があり、「治山工事は、安定した山に戻すことを目的としています」等治山事業の必要な事や林道は、生活道や木材の運搬等に使われていることの説明がありました。
参加者全員、真剣な面持ちで聞いていました。
当協会の小野川常務より、閉会の挨拶をし、今回のバスツア−は、終了となりました。
竹飯の作り方を見るのは初めての方ばかりで、皆さん興味新々でした。
このツア−は、来年も続けてありますので、参加頂ければうれしいです。
来年又お会いしましょう!!
アセビの森から学習館までの間をフィ−ルドビンゴをしたり、植物の説明を受けたりしながら、のんびり散策しました。
※フィ−ルドビンゴ:様々な自然を書いたビンゴカ−ドを持って、発見したらカ−ドに”しるし”を付けます。(今回はアリ、くものす、ちくちくしたもの等を見つけます)
上まで38mあるそうですが、点検される方は、早くて2分、普通に登って5分で登るそうです。ビックリです。
竹飯の説明の後は、竹の食器作りをしました。作り方の説明は甫喜ケ峰森林公園の佐藤さんが行いました。
高知駅前での開会式
概要:昭和47年7月5日、災害規模 幅170m 高さ80m 崩壊土砂 10万m3
なくなられた方 60名 流出家屋有り(駅前付近の人家は全壊)
復旧事業 治山工事(山腹工)
続いて、山林協会の田島部長より、竹についてのちょっとした豆知識や生長のしかたなどの勉強?をしてから竹飯の作り方を説明しました。
「災害時等にそこに竹があったら・・・
竹飯の作り方を知っていたら・・・役に立つかもしれません」
順番に中で説明を受けました
高知県公営企業局発電管理事務所の方から、風力発電施設の説明を受けた後、5名ずつ順番に風力発電の中を見せてもらいました。
風力発電施設の説明
お釜のご飯も竹飯も初めて食べたという方ばかりで、とてもおいしいといって食べていました。
自分で作った竹の食器に入れて食べたカレーは、格別だったようです。
竹の食器作りは初めてで、とても楽しかったと言って下さった方が沢山いて、スタッフ一同うれしい限りでした。
甫喜ケ峰にある風力発電は、平成16年から運転を開始し、1年間の発電量は標準的な家庭700戸分を賄うことが出来るという説明でした。
この施設は、1年に一度だけ、甫喜ケ峰フェスティバルの時に登頂することが出来ます。機会があれば、登頂に挑戦しては、いかがでしょうか
※ このツアーは、森林環境税を活用して実施しました。