野外炊さん(竹めし)
 野外ならではのごはんの炊き方として、竹筒を使う方法があります。竹のすがすがしい香りが移った、おいしいごはんが炊けます。

炊き方
 竹を縦にする方法と、横にする方法の二通りがありますが、横にする方が、火が満遍なく通りうまく炊けるようです。
 以下、この方法について説明します。
1.竹の準備
切る
切る
 一節間残して切り、左右は中央位から残しておく。
かまどにかけるとき、安定するように切りとっておいてもよい。
2.米を入れる窓(ふた)をあける
@→
中央
米を入れる
やや少なく
まどの線まで
@ 竹の真中を竹の厚み
 の分だけ切る。
A @で切った所より2〜
 3cm外側を@の要領で切
 る。
B ノミ等を使って竹に
 窓をあける。
C 中の切りかすなどを
 出したあと、節から窓
 までが短い方を下にし
 てたてる。
D 洗う前の米を窓まで
 入れる。
3.米をとぐ
@ 窓から水を入れ、ふ
 たをして押さえたまま
 左右に振って洗う。
A にごりが無くなるまで繰り返す。
B ふたが上になるように竹を水平に置き入るだ
 けの水を入れておく。
4.竹めしを炊く
火は満遍なく!
@ 米と水の入った竹
 をかまどの上に並べ
 転がらないように石
 などで固定する。
A 竹の中の水が減って
 いれば足しておく。
B 火をつけて竹が燃えるくらいまで炊く。どん
 どん炊いてよい。
C 噴きこぼれなくなれば、かまどからおろし、
 しばらくの間むらす。
5.竹めしを取り出す
@ ナタを使って、両側から竹の上の方を割って取
 り除く。
6.配膳
 竹は切り出してすぐの方がいいよ。水分が抜けてしまうと燃えやすくなるからね。ご飯のほかにスープやたまご焼きもつくれるよ。竹を、鍋やフライパンのかわりにしていろんな料理に挑戦しよう!
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