小学校の部  低学年


  しょくぶつってすごい!
 
            高知市立一宮小学校
                   二年 萩原 佑太

月見山こどもの森に行きました。森に入るとひんやりしていい気もちでした。耳をすますと、雨がふるような音がしました。
 「風がはっぱをゆらしている音だよ。」
と、お母さんが言いました。見上げると、はっぱのすきまから光がダイヤモンドのように見えました。
 アスレチックのと中に、てんぼう台でおやつをたべました。
 「おいしいね。」
とぼくが言うと、
「うん。空気もおいしいね。」
とお母さんが言いました。空気がおいしいなんて、へんなことを言うなあと思いました。
 かえってから、「いきているひかり」という絵本を読みました。しょくぶつは、二さんかたんそをすいこんでさんそをはきだす。人間は、さんそをすいこんで二さんかたんそをはき出すということを知りました。しょくぶつがなかったら、ぼくはいきができなくなってしまうことが分かりました。
 つぎの休みに、まき野しょくぶつえんに行きました。そこで、アクアリウムと書いてある水そうを見ました。中には水草が入っていました。水草からは、一ミリメートルぐらいのとう明な小さなあわが、ぷくんぷくんと休まず出ていました。それが「さんそ」でした。
 小さな水草からたくさんのさんそが出ているのを見て、月見山こどもの森からはどれだけたくさんのさんそが出ているのかなと思いました。もし目に見えたら、森中が水玉もようになっているんじゃないかなと思いました。
 しょくぶつってすごいな。太ようの光のエネルギーをつかって、ぼくたちのいのちを守ってくれていることを知って、ぼくもしょくぶつや森を大切にしたいと思いました。そのために、もっと知ること、そして、それをみんなにつたえることが大じだと思いました。