小学校の部  中学年


  大好きな津野町

            南国市立大篠小学校
                   四年 片田 栞奈
 
 わたしは、南国市に来る前に津野町という所に住んでいました。山の上の方にあってまわりには、木がたくさんありました。川の水もきれいで自然にかこまれた町でした。
 木がたくさんあるので森林組合という山の木をきったり山の管理をする会社がありました。友達のお父さんとかも働いていて山の仕事について少し聞いたことがあります。山には、木があるけど一つの場所にたくさん木がありすぎるとよくないそうです。なぜかというと太陽の光が地面にとどきにくくなるので木の成長が悪くなるからです。だから木と木の間かくをあけるために間の木をきったりするそうです。太陽の光にあたって育った木は、根っこも強くなるので大雨がふっても地面に水をたくわえるので土砂くずれやこう水もおきにくくなるそうです。
 それに山が元気だと川の水もきれいになるので、川には、ホタルやアメゴ、アユなどのきれいな川にしかいない生き物もいました。
 夏になると友達とプールに行くよりも近くの川にたくさん泳ぎに行きました。足のつかない深い所もあったから、わたしはこわくてうきわで流れにのって遊んだり、足がつく浅い所で小さい魚やカニをつかまえたりもしました。
 私たちがきれいな川で遊べるのも今まで山に関わる仕事をする人たちのおかげだと分かりました。私は、山の仕事はできないけど、山や川をきれいにする行動はできるので、遊んだ後に自分のゴミをもち帰ったりすることなどをこれからやっていきたいと思いました。
 おじいちゃんとおばあちゃんは、今も津野町に住んでいるから夏休みが楽しみです。津野町は、山ばかりだけど、南国市とはちがういい所があるから今でも津野町が大好きです。