小学校 中学年の部


     きれいな水の穴内川
	             大豊町立おおとよ小学校
                            三年 中 川 煌 牙 

 ぼくたち三・四年生は、五月二十九日に、ちアユのほうりゅうをしました。
 その日は、みんな朝からワクワクしていました。
 穴内川に着くと、早明浦ダムの人やぎょきょうの人たちがまっていてくれました。
 始めに、水のけんさをしました。早明浦ダムの人がやり方を教えてくれました。ぼくは、(できるかなぁ。水は、きれいかなぁ)と心配でした。おじさんのせつ明が終わると、スポイトをわたされました。やってみるとかんたんに出きました。水の色は、緑色になりました。緑色になりました。緑色は、水がきれいだという色だったので、ぼくの心ぱいは、ふっとびました
 もう一つ、CODというけんさをしました。川の水を入れて軽くふると、ピンク色になりました。それも、川がきれいだということでした。ぼくは、アユがすみやすい川だということが分かって安心しました。
 次は、いよいよちアユのほうりゅうです。バケツに少し水を入れて、おじさんにわたすとアユを入れてくれました。アユは、とっても元気でピチピチはねて、バケツからとび出しそうでした。ぼくは、いそいで、川の中に入って、そうっとにがしてあげました。アユたちは、よろこんで泳いでいきました。川の水は、つめたくて気持ちがよかったです。
 ぼくは、何回もにがしました。全部元気に泳いでいきました。さいごの一ぴきをにがす時、(大きくなってもどってきてね)と言いました。
 おじさんが、
「あな内川の水がきれいなのは、まわりに森林があるからだよ。」
と、教えてくれました。ぼくは、大豊町は周りを山々にかこまれているから、アユがすめるきれいな川になっていることがわかりました。だから、きれいな穴内川を守りたいです。