小学校の部  低学年


お山のお水

	   大川村立大川小学校
         二年 近 藤 咲 弥 

  おいえのお水は、お山からひいています。だから、わたしのいえのお水は、とてもきれいで、ちょっとあまくて、つめたくて、とてもおいしいです。
 お山のお水で、おじいちゃんは、アメゴをそだてています。
 おじいちゃんは、春に、たまごからそだてて、アメゴの赤ちゃんをかやします。アメゴのたまごは、イクラみたいで、オレンジいろをしています。その時に、たまごどうしがくっついたり、ばいきんが入ったりしたら、たまごがくさるそうです。おじいちゃんが、その時が、一ばん大へんだと言っていました。でも、今年はうまくいって、一万びきぐらい生まれたと言っていたので、ほっとしました。
 わたしは、えさやりのお手つだいをします。大人のアメゴの池に、えさをやると、バアッとよってきてたべます。びっくりするくらい元気です。赤ちゃんアメゴは、こなみたいなえさです。ピチャピチャとよってきてたべます。かわいいです。
 大きくなったアメゴは、大川村のしゃ肉さいでうります。おばあちゃんが、下ごしらえを手つだいます。二年くらいたった大人です。しゃ肉さいで、すみ火でしおやきにします。こうばしくておいしいと、かった人が言ってくれます。わたしも、売るお手つだいをします。きょ年も、ぜんぶ売れたので、とてもうれしかったです。
 おじいちゃんは、おちばがつまったりしたら、そうじに行きます。水がながれなくなるからです。大へんです。
 アメゴは、きれいなお水でないとそだちません。だから、おじいちゃんのアメゴは、大きくそだっているんだと思います。
 これからも、お山のお水をからさないように、大せつにしていきたいです。